レーザー治療
「レーザー治療」は人体に対する安全性が立証されており、妊娠中の方やペースメーカーを使用している方への影響もまったくないと言われています。歯科でのレーザー治療の効果は大きく分けて2種類あり、麻酔効果を助ける働きと、もう一つは治療そのものの働きで、痛みに配慮した治療には欠かせないものとなっています。
イルカ歯科医院では、以下のようなレーザー治療が行えます。
歯根治療
レーザーの光が歯根の細部まで入るので、複雑で細かな部分の治療が可能です。殺菌と同時に治癒の効果を促進します。
歯槽膿漏治療
レーザーを照射すると殺菌・消炎効果を上げます。また崩壊した組織の修復を早める効果もあります。
虫歯治療
歯の表面にレーザーを照射すると、歯のエナメル質が硬くなり、虫歯に強い歯になります。
歯茎の黒ずみ治療
歯ぐきの黒ずみの部分へレーザーを数回くり返し照射すると黒ずみを消す効果があります。
レーザーホワイトニング
レーザーの光と熱を利用して、漂白薬剤を浸透させます。非常に白くなるだけでなく、歯の表面をコーティング化する効果があります。
口内炎・口角炎治療
炎症を起こしている部分に照射すると強い殺菌効果があり、炎症の治療を促進します。
知覚過敏治療
歯ぐきが退縮し、歯の根が露出して食事の際にしみたりする場合、その部位にレーザーを照射すると歯の根の表面を封鎖し、しみる神経への刺激を防ぐ効果があります。
笑気麻酔治療
『歯の治療は怖くて椅子に座るだけで緊張する』と思われる方は子供でなくてもかなりいるようです。
この歯科治療の恐怖や不安から患者さんを解放させるものとして確立されてきたのが、「笑気麻酔(笑気吸入鎮静法)」です。
笑気麻酔は笑気吸入装置で30%以下の低濃度笑気と70%以上の酸素を混合し、専用の鼻マスクを用いて患者さんに鼻から吸引してもらいます。
吸入後、5分ほどで鎮静状態に到達します。
このときは精神的ストレスから解放され、穏やかでリラックスした状態になります。
恐怖心や不安感が薄れ、周りのことがあまり気にならなくなるので、麻酔の痛み、歯の治療時の違和感なども感じなくなります。
体の機能は普段と変わらないので、意識また、血中からの排泄も非常に速いので、治療終了後は数分で帰宅することができます。
体内に蓄積することもないので副作用等も心配ありません。
・歯医者さんを嫌がるお子様
・歯科治療中の神経性ショック、脳貧血様発作、疼痛性ショックの経験のある人
・心疾患、高血圧などの内科的慢性疾患を持ち、歯科治療のストレスを軽減する必要のある人
・絞扼反射の強い人 (オエッとなる反射、一般的に嘔吐反射ともいいます)などの方には非常に有効です。
痛みに配慮した麻酔
当院では麻酔の痛みを極力軽減するため、以下のステップで麻酔を行っております。
表面麻酔
粘膜表面を麻酔ゼリーで麻痺させ、麻酔針の侵入痛を和らげます。
麻酔薬の温め (カートリッジウォーマー)
麻酔液を予め人肌に温めることで麻酔液の注入時の痛みを和らげます。
機械式麻酔注射器 (アネジェクト)
世界初、コンピュータ制御コードレス注射器”アネジェクト”は「注射開始から注入速度が緩やかに上がる」ため、痛みのない理想的な注射をコンピュータが自動的にコントロールします。
診療時間
当院では患者様をお待たせすることの無いよう、予約制をとらせていただいています。