歯磨きと薬による新しい歯周病除菌内科治療~口腔除菌内科治療
口臭や口のねばつき、歯茎の腫れや出血、歯のぐらつきが気になったことはありませんか?
これらはすべて歯周病の症状です。
18歳以上のほとんどの人が歯周病菌に感染しています。
症状や進行度に個人差があるだけで、皆さん感染しているのです。
歯磨きしてるのに・・・・・
ちゃんと歯医者さんでお口の掃除を受けてるのに・・
やっぱり口臭やねばつきがある。
なぜ、なかなか良くならないのでしょう?
それには原因があります。
原因その1:お口に住むカビ(カンジダ)
1つには、お口に住むカビ(カンジダ)が原因です。
カビは歯周病の直接的な原因になるわけではありません。
歯周病菌の住み家になり、歯周病菌を守っているのです。
カビがある限り、薬用成分は歯周病菌には完全には届きません。
カビは歯磨き粉に含まれてる薬用成分では死にません。
特殊なカビ除菌用のお薬が必要なのです。
原因その2:通常の歯周病治療
もう一つは通常の歯周病治療が原因です。
一般的な歯周病治療は、歯石とりと歯面清掃です。
具体的には、歯の表面についた汚れを、歯や歯茎の一部と一緒に削りとっているだけなのです。
そもそも歯周病は、歯周病菌による感染症です。
汚れをとっても除菌しなければ、またすぐ菌が増えて症状が再発します。
だからちゃんと歯周病治療をしているはずなのに、良くならないのです。
さらに通常の歯周病治療には大きな欠点があります。
歯石を取る器具は刃物です。
刃物を使えば、当然周囲の歯茎も少し傷つきます。
特に歯周病菌に感染して腫れている歯茎は、簡単に傷つき出血します。
1.除菌をしていない状態で出血させる。
2.血中に菌が入り、全身に流れていく。
3.菌血症という状態を引き起こす。
心筋梗塞などの血管の汚れからは、多くの歯周病菌が観察されています。全身疾患を引き起こすリスクがあるのです。
歯磨きと飲み薬で歯周病を治す、新しい治療法「口腔除菌内科治療」
当クリニックでは、歯磨きと飲み薬で歯周病を治す、新しい治療法
『口腔除菌内科治療』を取り入れております。
末永く自分の歯を守るために、自信を持ってお勧めしたい治療法です。
まずご自分のお口の中の歯垢(プラーク)を取り、顕微鏡で菌などを調べます。
ほとんどの方が、自分のお口にいる菌を見てショックを受けられます。
菌の種類や量により、カビを殺す歯磨き剤によるブラッシングと歯周病菌に最も効果がある内服薬により、徹底的に除菌します。
同時に菌やカビの住み家になる、歯周ポケット(歯と歯茎の間の溝)を、特殊な消毒薬で洗浄します。
10日〜14日後、再度顕微鏡で検査します。
除菌されたことを確認した後、1ヶ月間特殊な歯磨き剤を用いた歯磨きをしていただきます。
その後、通常の歯石などの汚れを取り除きます。
診療時間
当院では患者様をお待たせすることの無いよう、予約制をとらせていただいています。